椰子の実ブログ

自分の強みを活かしたい人、メンタルコントロールをしていきたい人へ情報を提供していくブログ。雑記含む。

読書レビュー〜今さらの話題作(羊と鋼の森)

読書にお金をかけることにためらいはないのだけれど、ここ最近は有名作でも「読む時間がない」なんて言い訳していました。 

結果として、「読みたかった有名作」と「読んだら面白いのに知る機会がなく過ぎていった本」が大量に溜まっている状態に。
いや、これもきっと縁なのでしょう。

羊と鋼の森 

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

こちらは、前者。ずーっと興味あった超話題作。第13回本屋大賞受賞。
今さら図書館で読むなんて、遅いですかね。

 

調律師に魅せられる若者の成長物語。前半はあまり有名でない「調律」を取り上げてその奥深さを提供、後半はヒューマンドラマ的な要素とか掛け合わされる感じです。そう、ウォーターボーイズやチアダンのような青春スポーツと構成は変わらない。

ただ独特なのは、「調律」という世界観。その静謐さ。その孤独さ。
明確に勝負が決まらないアナーキーな部分と、ゴールのない最上を求めるところの描写が非常に好み。主人公や主人公から見る他者世界を丁寧に切り取ることで、音楽や調律の奥深さをより際立たせていました。

映画も公開しています!

知るのは遅くて、もうすでにほとんどの映画館では終了しているようですが…。
ドラマ「グッド・ドクター」であそこまで好演した山崎賢人なら、きっと主人公の静謐さ・焦り・苦悩を表現されているでしょう。周囲を固める俳優さんも好み。


『羊と鋼の森』予告編

ではまた!

ストレングスファインダー「回復志向」の捉え方と、強みの活かし方!

こんばんわ、椰子です。
椰子はストレングスファインダーを用いた強み診断の勉強中です。セッション数自体はまだまだこれからではあるものの、これまでの転職相談数は300を超えており、その中で仕事や職場における強みの活かし方については多数議論してきました。

資質の具体的説明はギャラップ社の本にも書いていますし、他のサイトにもいろいろと書いています。なので、このあたりは最低限にして「どういう風にすれば活躍できるのか?」に焦点を当てて記載していこうと思います。

※この考え方は、ギャラップ社のストレングスファインダーを基にしていますが、そこでの説明と完全に一致しているわけではありません。椰子独自の分析も多分に入っていますので、留意いただけますと幸いです。

強みの話をする前に、大切なこと!

 ・強みとはあたりまえのもの。
 あなたにとっての当たり前が、周囲には「素晴らしいこと」です!

・34資質のうちの上位5つはあなたの武器です!
 同じ資質でも、この掛け合わせで強みの発揮の仕方が変わることがあります。

・それを周囲の人や社会のために使うことで、価値が生まれます!

※この3つ、強み診断をしていて、皆様がついつい忘れがちになる考え方だなぁと感じています。強みや資質は、周囲と対立するものでもないし、何かが「できない」理由にはなりません(順位付けされているもののの、下位の資質であってもあなたの中にはありますし、別の強みで補完することができます)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 

回復志向は「品質」を100%にしたい才能

「欠けているところに自然と目が向いて」「それを自分で直しちゃう」という資質です。実行力の資質なので、自分で動いていくことが多いかも知れませんね。

その動き方ができること自体が、実は資質なんです。諦めずに100%を求めていこうとする心ですね。

椰子は、回復志向が「34資質中1位」の資質です。自分ではまったく意識しないのですが、周囲から指摘されるのは「完璧主義」「細かい」「理想が高い」「主体的に動く」などなど回復志向によるものが大きい。

 

ポイントは、<どういった分野で>欠けているところが気になるか、<どうやって>埋めていくのか、が他の資質によって変わります。 

・たとえば、人間関係資質で言えば、共感性があれば弱者の気持ちを読み関係性を修復しがち。個別化があれば、組織の人員配置について課題が見えるかも知れません。調和性なら「みんなが丸く収まる」ような解決策が浮かびやすいでしょう。

・たとえば、思考力資質があれば、より根本的な問題解決に向けて取り組みやすくなります。(回復志向自体は、それ自体でいうと表面的な解決に目をむけます)。内省があれば、シミュレーションを繰り返して課題に取り組めるでしょうし、着想があれば新たな視点での解決策を考えるほうが取り組みやすいでしょう。学習欲があれば、新しい知識の補充で解決に向けて取り組むかも知れません。

・最上志向とは同じ「価値重視」の資質なので、協力ができると一番。最上志向の苦手を埋めるのに、回復志向はかなりの力を発揮します。一方で、回復志向のゴールイメージをより高めてくれるのは最上志向。実は、考え方はすれ違いやすいのですが、考えていることは両方とも「価値を高めること」なので、親和性が高いです。

 

ゴール地点と明確化と課題設定をしよう!

個人で活かすために:

・仕事でなんとなく依頼をされて、自分では100%に近づけたけど、上司からは褒められない…なんてことがあるかもしれません。それは「自分のゴール≠上司のゴール」だったから。事前にゴールイメージのすり合わせをすると活躍しやすいです。

・もしくは、100%ではなく60%くらいで一度見せてみる。相手が100%を求めていないならそこまでのエネルギーは別のところにとっておいてもいいですね。

・営業職でゴールを「契約獲得」とするなら、ヒアリング重視で問題を明確にするスタイルで活躍するかもしれません。

・販売職でゴールを「売上アップ」とするなら、うまくいかない際にどうすればいいか?販売レイアウト変更をどうすればいいか等の工夫を積極的に思いつきやすいかもしれません。

・事務職でゴールが「全体の業務がスムーズに行くこと」とするなら、他の人ができていない事務処理に気づき、積極的に引き受けることができるかもしれませんし、Excelなどで業務効率化に取り組むかもしれません。

組織で活かすために:

・回復志向は率先して行動するので、周囲は「当たり前」に思いがち。その点で好意的なフィードバックがあると、自信となり行動しやすくなります。人間関係資質が多くポジティヴが低めだと、周囲に合わすことを重視しがちで、当人が悩んでいる場合があります。

・課題を明確に指摘してあげると、その課題に対して自身でアプローチしていきます。精神論はすでに重々承知しているので、具体的なTipsや考え方などを伝えていただければと思います。

・ゴールイメージを高めるよう、徐々にステップアップした世界を見せていくといいかもしれません。自身の理想像が「個人のありかた→部署のありかた→会社全体でどうあればいいのか→社会」という風に広がれば広がるほど、活躍の場は広がります。

 

また追記していきます!!ではまた!

うつ・双極性からの転職活動

 

「職場環境が原因でうつになっちゃった!」
「体調悪いし、もう辞めるしかない」
「でも生活が…家族が…」

…って考えちゃいますよね。
僕自身も同じ道をたどったので、少しでも同じような方の参考になればと思います。

 

1.まずは休職

体調が悪い状態では転職も難しいし、なにより冷静に判断すること自体が難しい。
そのため、まずは休職で身体を回復させることがベストです。

傷病手当金はご存知ですか?健康保険から給与の2/3が支給されますので、まずはこちらを利用していきましょう。

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

2.復職を目指す

復職を目指す場合は、体調が良くなっただけはまだ不十分。
通勤の体力を回復させるとともに、再発を防止するための策を講じます。

2-1 リワーク

病院などに相談してみましょう。週●日安定して通える、という状態を目指します。
簡単な作業からはじめるところもありますし、実際の勤務を想定したトレーニングを実施しています。

(実際の勤務を想定したところ→)心療内科 中之島フェスティバルタワー・さくらクリニック | 大阪市北区

2-2 通勤訓練・時短勤務

回復後すぐの体力が少ない状態では、勤務しようと思ってもすぐに疲れてしまいます。
そのため、通勤訓練や時短勤務を経て、自身の体力を把握します。

2-3 人事面談・配置転換などの相談

環境が原因なら、同じ環境では再発しやすいです。
人事と相談の上、配属転換や残業や業務内容の配慮を相談してみましょう。
もちろん、会社ができること・できないことはありますが、まずは 伝えることから!

 

3.退職〜転職する

転職活動をするにも、まずは体力の回復から。
通勤の体力を回復させるとともに、再発を防止するための策を講じます。

2-1 少しずつ応募する

いきなり一気に活動をすると、体力が持たないことが多いです。焦る気持ちはあろうと思いますが、少しずつ応募して、自分の体力を維持していきます。昼間は家にいるより、ファミレスや図書館などで過ごすほうが体力が安定していきます。

精神疾患での退職の場合、障害者手帳を持っているか申請中であれば、最初の手続き時に申請すれば支給期間が300日に伸びることが多いです。今後の生活費が不安であるなら、障害者手帳の取得を考えてもいいかもしれません(詳しくはハローワークへ問い合わせください)。

2-2 体力や転職活動が不安だ、という方は就労移行支援事業所

昼間過ごす場所がない、という方は【就労移行支援事業所】のサービスを活用しましょう。
診断書があれば、障害者手帳などがなくても利用可能。PCスキルを積んだり体調安定のためのトレーニングを受講することができます。その他、面接対策や職務経歴書などについてもアドバイスを受けられます。

<就労移行支援事業所は全国に3000箇所ほどあります。自身に合う事業所を探すことが重要!>

 

2-3 一般枠?障害者枠?

転職活動は2種類あって、一般枠と障害者枠があります。
一般枠は一般的な転職活動を指します。企業側からうつ歴を懸念されると感じて、疾患歴を隠しながら活動する方も多くいます。ポイントは、自身の体調で選択しましょう。体調が悪いままなら入社後にすぐ再発し、早期退職になる方もいます。
また、企業側から面接時に明確に質問があれば、嘘をつかないほうがいいです。入社後にバレれば、偽証として退職させられる可能性もあります。


障害者枠は障害者手帳を取得しており、今後も持参しようと思っている場合、一定の配慮を得ながら勤務することができます。
(配慮例)残業をなしにする、人事との定期面談を希望する、苦手な業務を避ける等

退職理由を病気発症と言えるのは気楽ですね。ただし、選考では、発症の要因や経緯を面接などで質問されるため、自身で説明できるようまとめておく必要があります。

<まだまだ数が少ない、障害者の転職エージェント!
 特殊な制度なので、エージェントの話を聞きながら検討するのがおすすめ> 

 

僕は一般枠でそううつ病をオープンにして就職しました。

少しでも転職活動がスムーズに不安なくすすみますように!