椰子の実ブログ

自分の強みを活かしたい人、メンタルコントロールをしていきたい人へ情報を提供していくブログ。雑記含む。

読書レビュー〜今さらの話題作(羊と鋼の森)

読書にお金をかけることにためらいはないのだけれど、ここ最近は有名作でも「読む時間がない」なんて言い訳していました。 

結果として、「読みたかった有名作」と「読んだら面白いのに知る機会がなく過ぎていった本」が大量に溜まっている状態に。
いや、これもきっと縁なのでしょう。

羊と鋼の森 

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

こちらは、前者。ずーっと興味あった超話題作。第13回本屋大賞受賞。
今さら図書館で読むなんて、遅いですかね。

 

調律師に魅せられる若者の成長物語。前半はあまり有名でない「調律」を取り上げてその奥深さを提供、後半はヒューマンドラマ的な要素とか掛け合わされる感じです。そう、ウォーターボーイズやチアダンのような青春スポーツと構成は変わらない。

ただ独特なのは、「調律」という世界観。その静謐さ。その孤独さ。
明確に勝負が決まらないアナーキーな部分と、ゴールのない最上を求めるところの描写が非常に好み。主人公や主人公から見る他者世界を丁寧に切り取ることで、音楽や調律の奥深さをより際立たせていました。

映画も公開しています!

知るのは遅くて、もうすでにほとんどの映画館では終了しているようですが…。
ドラマ「グッド・ドクター」であそこまで好演した山崎賢人なら、きっと主人公の静謐さ・焦り・苦悩を表現されているでしょう。周囲を固める俳優さんも好み。


『羊と鋼の森』予告編

ではまた!